衣・食・住
Life style
三協アルミが提案する心地よい暮らし
衣食住という日常の根幹をなす行為において、「食」「住」の分野に比べ「衣」の分野だけ、現代において見落とされたままになっています。
衣の分野には、提案が圧倒的に不足しております。服を買うところまでは、スタイリストやショップスタッフなどがコーディネートしてくれるかもしれないですが、一旦家に入った後、服を脱いで次に着る時までの「衣」に関する情報、技術、提案は家庭に圧倒的に足りていないです。
➀ ちゃんと洗っていたはずなのに黄ばんでしまう
② 部屋干しするとニオッてしまう
③ いろんな洗剤があるけど、どれがいいのかわからない
④ 洗濯はとにかく手間がかかって大変・・・
⑤ いい洗濯機を買ったのに、イマイチきれいにならない
⑥ いろいろな衣類を自宅で洗濯したい!
お洗濯をされたことがある方なら1つ以上は悩んだ事があるはず!
新常識その① 洗濯は水ではなくお湯でするのが新常識 |
そもそも、普段の洗濯では皮脂汚れとタンパク質汚れを落とすために洗濯機を回す
水での洗濯では、タンパク質は落ちるが皮脂が残る
この残った汚れが黄ばみや嫌なニオイの原因
水温を上げる事で皮脂も溶けやすくなる。お湯洗いだと洗浄効果が飛躍的にUP。皮脂をしっかり洗い落とすと嫌なニオイも黄ばみも出ない。
新常識その② 洗剤は液体でもジェルでもなく「粉」がいい |
そもそも、普段の洗濯では皮脂汚れとタンパク質汚れを落とすために洗濯機を回す
この2つの汚れはアルカリ性になると落としやすい
粉末洗剤は「アルカリ剤」が液体やジェルタイプよりも多く含まれており、水に溶かしたときにもアルカリ度を保ちやすく洗浄力が落ちにくい。
新常識その③ ドラム式洗濯機は「洗濯機能付き乾燥機」 |
水の量が調整できるので衣類の量や汚れの量に応じて調整ができる。衣類の量や状態に合わせてキチンと洗濯したい人にオススメ。
洗濯から乾燥まで一気に行えば、洗濯の手間が劇的に減る。逆に言うと、乾燥機を使わないとそのメリットが十分に得にくい。水の量がほぼ一定のため、汚れに応じたこだわりの洗濯はしにくいが、洗濯を楽にしたい人にはオススメ。
皆さまいかがでしたか?
「え!そうだったの?!」と思われた方も多かったのではないでしょうか。
洗濯家 中村祐一氏が提唱する洗濯新常識は、次回に続きます。
ご意見・ご感想お待ちしております。
Profile |
洗濯家 中村 祐一 氏
長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。
日本中の家庭に洗濯を伝え続ける、日本を代表する洗濯家。
洗濯の専門家として数多くのメディアにも登場し、いつしか「洗濯王子」の愛称で呼ばれるように。「衣食住」における「衣」の分野、洗濯から考える暮らし方の提案を行い、住宅関連メーカー、家電メーカー、アパレルメーカーなどへもアドバイスし、衣服と関わる様々な業界の改革に取り組んでいる。