ライティングオンライン講座

LIGHTING

みなさま、日々お疲れ様でございます。
光環境設計室　菊原啓子です。
このたび、ライティングオンライン講座を担当させて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。
日頃、設計や講演業務を通じて「光の専門家」としてエクステリア、外構設計・施工に従事される方へ「ぜひお伝えさせて頂きたい！」と思う事案に沢山遭遇しています。
このオンライン講座は、こちらからの一方通行ではなく質疑やご意見へのご回答の場も検討くださっているようです！是非とも相互のやり取りを通じて、お仕事で使っていただける照明計画のおチカラを向上いただきたいと思っています。

〜はじめに〜

世の中の照明はLED光源の恩恵を受けて目覚ましい進化を遂げています。
そのような中で、未だエクステリア・ライティングの印象が『照明器具をつければいい』『明るければいい』という感じを強く受けるのはなぜでしょう？
それは、『よく、わからないので・・』
よく見る、『それ』をお手本に再現しているからではないでしょうか？
よく見る『それ』になっていると、きっと大きな問題は起こらないはずです。
しかし、そのご住居にフィットしているのかはわかりません。
今の時代感にふさわしいかも？わかりません。
ご家族のライフスタイルにフィットしたエクステリアデザインにふさわしい光を
その光が『やがて街の景観の灯火になるように』のビジョンを持って光の専門家として内容をお届けさせて頂きたいと思います。

嵯峨美術大学デザイン課生活デザイン学科卒業後、株式会社遠藤照明　環境照明設計室配属、空間照明設計及び照明意匠デザインに携わる。現在は「光環境設計室」代表として建築内外を問わず幅広いフィールドで光質、光理論に基づいた設計デザイン提案を行う。光設計の立場から、空間に「光映えをもたらすスタイリング」も手がける。レーザー学会「光感性専門委員会」委員を担い、理論と現場を結ぶロジカルな、光環境提案に務める。